障害福祉サービスは、障害者手帳を発行されている人はもちろん、市区町村にある審査会によって必要性のあると認められた人が利用することのできる福祉サービスです。
この障害福祉サービスは、障害者総合支援法という法律に基づいていて、身体的な障害以外にも、発達障害や精神疾患、知的障害そして難病によってごく一般的な日常生活を過ごすことが難しい人が、安心して生活することのできるサービスが用意されています。
この障害福祉サービスを利用する場合の利用料金は、サービスを利用する人の世帯の収入によって利用料金の負担額の上限が定められているため、無理なく利用することができる仕組みが構築されています。
障害福祉サービスは、介護を必要とする人に対しては介護サービスを提供、自立を目指す人のためには、職業訓練の支援の２種類に大きくわけて行われています。
介護サービスとしては、入浴や食事の支援、視覚障害の方に対しては、ガイドヘルパーによる移動サポートを中心に支援、介護施設への短期入所など様々な支援を行っています。
職業訓練の支援としては、生活能力を向上させるための訓練や、就労に必要となる知識と能力の向上させるための訓練を行います。
